厚労省 高齢者・児童など福祉施設の統合検討

昨日、日経に載っていた記事ですが、以下抜粋。

「厚生労働省は13日、医療・介護、雇用、子育て分野の地方創生戦略をまとめた。児童、高齢者、障害者の福祉施設を一体運営する施設を建設することを検討する。建設や維持管理の費用を抑える狙いがある。人口減少や財政難で個別に施設を建てることが難しい地域が出てきたためだ。施設の統合では、1つの建物に通所介護や小規模保育が入居する形などを想定する。」

たしかに、役割が違う事業だからと言って、別々の建物を用意して投資していたら財源がいくらあっても足りません。
当社においても、介護事業と保育事業の両方を行っていますが、一つの建物に入居させて運営しています。
これにより、別々に用意するよりも約3割の面積が削減され、投資額も原価償却も約3割、賃料も約3割が削減されます。
3割という数値は、国家レベルで考えますと、尋常ではない効果を生み出します。
ただし、「一つの建物に」というだけでは実現は難しいのが現状です。
たとえば、1Fに保育、2Fに介護といった、多層階への設置の場合だと、その効果は高くは期待できません。
ワンフロアに入居することで、最大限に効果を発揮します。
単純に、多層階で建築するよりも、平家で建築する方がコストは低くなります。
平家で建築しますと、上に積み上げる多層階よりも横に伸びますのでその分だけ面積を要しますが、地方であるならば土地代も都市部よりは低廉化しますので、予算内で収まるはずです。
また、ワンフロアに入居することによって、エントランス、事務所、厨房、福町条例トイレといった共有部分が生まれますが、多層階だと建築コストは幾分抑えられますが、多層階すべてに別個に用意しなくてはなりません。

そして、個人的な最大のネックは、世代間交流のオペレーションネックです。
せっかく福祉施設を一体運営するのであれば、世代間での交流を行うことで、高齢者には笑顔、子どもには情操教育、障がい者には療育が高いレベルで実現していくべきだと思います。
このように、ワンフロアの入居という手法用いることによって、より高いレベルでの目的の達成が期待できます。

ただ、このワンフロアで介護と保育を一体運営する手法は、当社が直営施設での実際の運営において試行錯誤の上に、昨年に2年の年月を掛けて特許化したものでもありますので、当社以外は活用できません。

日本の人口問題を解決するために必要と、国が本気で動くことになりましたら、無償提供させていただこうと思います。