ソーシャルアントレプレナーシップ

ソーシャルアントレプレナーとは、直訳すると“社会起業家”です。

社会起業家には様々な定義がありますが、「事業を通して社会問題の改善を図るために起業する人」が一般的な定義だと思います。

故に、社会起業家が行う事業を社会的事業と呼び、設立した法人や組織は社会的企業と呼ばれます。

もっとも有名な社会起業家は、2006年のノーベル平和賞受賞者でもあるマイクロクレジットのグラミン銀行のムハマド・ユヌス氏ではないでしょうか。

介護事業や保育事業においては、このソーシャルアントレプレナーシップが欠かせません。

その理由は、保育事業とは待機児童の解消策であり、まさに社会問題の解決のための事業であると言えるからです。

また、単に待機児童の解消に止まらず、虐待の防止や、減少し続ける日本の労働力の確保、第一子で保育を利用できると出生数も上昇傾向にあることから出生率の向上にも寄与します。

このような社会問題に対して、強い危機感と貢献心を自然な気持ちで持たなければ、保育事業に関わらず、社会的事業に対して強いモチベーションを持ち続けることは難しいと思います。

事実、社会的事業は他の商売と比べて、比較的難しい面があります。

今でこそ介護や保育の事業での金融機関からの資金調達は簡単になりましたが、ちょっと前までは金融機関にビジネスモデルを理解してもらうまでに長い道のりを要することも珍しくありませんでした。

もちろん、他の事業でも、経営ですから苦難は付き物ですし、避けては通れません。

しかし、その苦難を乗り越えるために頑張る理由として、金銭的なモチベーションだけでは乗り越えるに値しないのが、社会的事業の難しいところです。

自分の中の頑張る一番の理由を探すことから始めるのが最初の作業かもしれません。

 

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