矛盾の先

もう10年くらい前ですが、民間として「雇用」と「納税」以外に貢献できる事業はないものかと考えていた時期がありましたが、そうこうしているうちに時代も刻刻と変わってしまいました。
政府と民間の役割を考えた時、民間はニーズのある事業を創出することで、「雇用」と「納税」という重要な役目を果たしてきたと言えると思うのですが、ここ数十年は「納税」は果たしても、以前のように「雇用」が追いつかない傾向にあるのではないかと感じます。
一昔前なら、100億円の事業だったら、数千人の雇用が生まれたはずですが、今では数百人、もしかしたら数十人で実現できてしまいます。
実際に、中小企業白書によると、正規雇用労働者は、2007年の3,449万人から2014年の3,288万人へと緩やかに減少していましたが、2015年から3,317万人と8年ぶりに増加に転じています。そして、非正規雇用労働者は、1984年の604万人から2016年の2,023万人と緩やかに増加しています。
その間もGDPが上昇していますので生産性は向上してきたと考えて良いと思います。
society5.0に向かって、AIなどを活用して生産性の向上を目指すものの、雇用者数も伸ばしたいという矛盾が生じてくるのですが、この矛盾はまさにパラダイムの転換期に入っていると感じさせてくれます。
こうした矛盾の先に答えがあると信じて仕事に取り組んでいきたいと思います。
そうした取り組みの一環として、ご縁があって、9月5日(火)に群馬県太田市で記者会見を行いますので、またご報告させて頂きます。

 

正面